売掛金を早期に現金化できる資金調達法「ファクタリング」は特に相性の良い業種がいくつかあり、その中に建設業もあります。
利用件数が特に多い建設業者のための専門窓口が求められていたところ、ついに建設業専用ファクタリング【売掛金pay】が登場しました。
この回では本サービスがどのようなものか詳しく解説していきます。
■建設業特有の問題に対応したファクタリングがついに登場!
建設業専用ファクタリング【売掛金pay】は、資金調達支援を長く手掛けてきた業界大手の株式会社JBLが提供するものです。
建設業界の仕組みを熟知し、資金難に陥りやすい業界構造を知り尽くしたJBLならではの専門的な資金調達支援を受けられます。
建設業でなぜ資金繰りの問題が起きやすいのか、原因のいくつかを見てみましょう。
①受注した仕事の資材等の確保に前払いが求められる
建設業界は多重下請け構造で成り立っており、一次下請け、二次下請けと仕事は順次下請け企業に割り振られる構造になっています。
自社で仕事を受注できたからといってすぐに支払いを受けられるわけではなく、通常は請け負った仕事にかかる資材等の購入費用は自腹を切って捻出しなければなりません。
②着工金や中間金の支払いが遅れることも
着工金や中間金を頂けるケースでは資材等の購入費用に回すこともできますが、こうした前払費用をもらえるケースは多くありません。
頂ける約束をした場合でも、発注者側の事情で支払いが遅れることもあり、その場合はやはり自社でその費用を用意しなければなりません。
③工期の延長や中断が起きることがあり、自社の入金時期が不安定
建設業はとかく工期の延長や中断が頻繁に起きます。
その間は仕事が進みませんから、仕事の完了が先延ばしになって報酬の支払いを受けられません。
④元受け事業者の支払いはかなり後になるケースが多い
工期の延長や中断が無かったとしても、建設の仕事は元々長期間にわたるプロジェクトで進められますから、報酬の支払い時期がそもそもだいぶ先に設定されます。
その間に別方面で自社の支払いが発生することは普通にあり、その際にキャッシュが足りないと資金ショートを起こしてしまいます。
建設業ではこうした悩みをどの会社も抱えているのが普通で、この資金需要に細かく対応できる資金調達法が求められます。
JBLが提供する建設業専用ファクタリング【売掛金pay】では、経験豊富な専門の担当者が対応し、売掛債権を即日現金化してくれます。
急ぎの事案でも迅速に資金調達ができますから、どのような事案でも安心して相談できます。
■対象になるのは法人のみ
建設業専用ファクタリング【売掛金pay】を利用できるのは、1年以上建設業を営む法人のみです。
対象は法人のみに限られるため個人事業主の方は利用できませんが、株式会社、合名・合資会社、合同会社、有限会社などの営利法人の他、NPOや社団、財団法人などでも法人格があれば利用できます。
法人であれば建設業の業種に区切りは無く、土木や左官、とび、石工、屋根工事、板金、ガラス、塗装、防水、設備、外構などの種類は問いません。
建設業には一式工事二種類と専門工事27種類に細分化されますが、これらの種類による制限はありません。
ですから例えば建設業許可の取得手続き全般を代行する行政書士の先生方も、顧問先企業の資金調達手段として紹介頂くことができます。
■他社乗り換えで優遇のメリットも!
【売掛金pay】は経済産業省も推進する流動債権を活用した資金調達法ですから多くのメリットがあります。
ここでは【売掛金pay】を利用する場合のメリットを見てみます。
①他社乗り換えで手数料の優遇がある
他のファクタリング業者から乗り換えを検討している場合、手数料の面で優遇を受けられるなどの特典があります。
優遇特典はタイミングによって変更があるので、利用の際に確認してください。
②調達資金の使途に縛りが無い
借り入れや融資の場合は資金の使途に制限が付くことがありますが、【売掛金pay】で得た資金は用途に制限が付きません。
ですから運転資金や設備投資はもちろん、既存の融資の返済資金などにも用いることができます。
③返済不要で利息負担なし
【売掛金pay】は借り入れではないので得られた資金は返済不要、当然利息の負担も生じません。
返済リスクに怯えずに得られた資金を全額目的のために使用できます。
④決算書の見栄えが悪化しない
【売掛金pay】は返済不要ですから、財務諸表上でも負債が増えません。
決算書の見栄えが悪化しないので、取引先の拡大や新規の融資、補助金の獲得手続きの際などに信用の悪化を避けられます。
⑤赤字や税金滞納があっても利用できる
赤字があると借り入れや融資はかなり難しくなりますし、税金の滞納があると融資はほぼ否決されます。
【売掛金pay】は売掛債権の現金化による資金調達ですから、自社の経営状況が問題になることがなく、赤字はもちろん、税金の滞納があっても問題になりません。
⑥担保や保証人は不要
【売掛金pay】は返済が必要のない手段であることから担保や保証人を求められることはありません。
すでに保証枠が一杯で新たな担保を提供できないという場合でも、【売掛金pay】なら全く問題なく資金調達が叶います。
⑦ノンリコースである
ノンリコースとは、万が一売掛先が倒産するなどして資金回収が望めなくなった場合でも、売掛債権を譲渡した企業がその責任を負わずに済む取引形態のことを言います。
万一そのような事態になった場合でも、そのリスクはファクタリング業者側(JBL側)で負うので、債権譲渡企業側は債権の買戻しなどの責任を負う必要はなく、安心して取引に臨むことができます。
■建設業専門【売掛金pay】の利用方法
利用方法はとても簡単です。
公式サイトのフォームから申し込み、企業代表者の身分証明書や直近の取引入金が確認できる書類、取引先との成因資料をデータで送付するだけです。
すべての手続きがオンラインで完結し、対面面談や紙媒体の資料の提出は一切不要です。
契約も電子契約で完結するので、利用者側は郊外や山間部などどこに在所していても会社のPCの操作のみで手続きが完了します。
早ければ数分~数時間で買取代金が指定口座に振り込まれるので、急ぎのシーンで迅速に資金確保が叶います。
お申し込みはこちらから↓
■まとめ
この回では建設業専用ファクタリング【売掛金pay】について見てきました。
ファクタリング大手JBLが提供する【売掛金pay】は、業界特有の問題に対応する建設業専門の資金調達支援サービスです。
業界の事情をよく知っている経験豊富な担当者が対応するので、面倒な説明に手間を取られることもなく迅速な対応を受けられます。
資金需要が生じた際にぜひ気軽に相談してみてくださいね。