AIやテック技術の進歩、進化が止まりません。
おかげで私たちの生活は年々便利に、楽になっていますね。
ファクタリング業界にも先進技術は取り入れられており、10年前と比べると比較にならないほど便利になっています。
最近はオンライン完結型のファクタリングが主流になっていて、これにより利用者側の手間が驚くほど少なくなり、また即日の資金調達が可能になっています。
本章ではオンライン完結型ファクタリングがどのようなものか、仕組みやメリット、利用方法などを詳しく解説していきますので、ぜひ参考になさってください。
オンライン完結型ファクタリングとは
オンライン完結型ファクタリングとは、相談から申し込み、書類の提出、審査、契約手続き、売却代金の受け取りまでを全てオンラインで完結できるファクタリングのことを言います。
そしてその手続きの中では、提出する資料や契約書などの作成に紙媒体を使用しません。
提出資料は全てデータでやり取りし、契約の締結も電子契約を用います。
ですから書類の郵送など手間のかかる作業は発生しません。
また従来はほぼ必ず行われていた対面による面談についても、可能であれば省略し、どうしても必要な場合はオンラインによる面談で行うことができます。
つまり、利用者側は会社のPCの前で手続きが完結してしまうということです。
ネットを介したやり取りについては従来、中途半端に用いられていた時代もありました。
例えば申し込みはオンラインで可能でも、手続き上で紙の資料提出が必要だったり、紙の契約書に押印して郵送で送り返したりなどで手間がかかることがほとんどでした。
また面談についてはファクタリング業者の担当者が自社まで来てくれることもありましたが、いずれにしてもその対応をしなければならないのでやはり時間と手間を取られていたのです。
オンライン完結型ファクタリングが登場したことで、こうした手間を一掃でき、オンライン上で全ての手続きを終えられるようになっています。
オンライン完結型ファクタリングのメリット
ここではオンライン完結型ファクタリングのメリットをまとめて見てみましょう。
①いつでも迅速な申し込みが可能
会社の資金需要は突然起こりますから、一分一秒を争う事態を経験された方もいらっしゃると思います。
オンライン完結型ファクタリングで提出する資料はデータで取り出せば良いだけなので準備にほとんど時間がかかりません。
またいつでも申し込めるので、ファクタリング業者の営業時間外の夜中でも申し込みできます。
ファクタリング業者側では営業が始まると同時に審査に着手できるので、時間のロスを最小限にして迅速な資金調達が可能です。
②最短即日で着金される
ファクタリングは元々迅速性に優れた資金調達法ですが、オンライン完結型になることによってさらにそのスピードが向上しています。
最短即日で資金化が可能ですから、「明日まで」、「週末まで」といった緊急性のあるケースでも対応できます。
昔は多額の現金取引の場合、必ず対面で手渡しするような時代もありましたが今ではナンセンスです。
審査に通れば即座に口座に入金手続きが行われますから、資金移動や支払いなどもネット上で操作して対応できます。
③手続の手間がかからない
そして上でも見たように利用者側の手間がほとんどありません。
従来であれば、取引先との契約書や会社の財務諸表など必要な提出資料のコピーを取って、封筒に入れて封をし、郵便に出すなどの手間がかかりました。
面談の対応にも時間と手間を取られるので、利用者にとって非常に煩わしいものとなっていました。
こうしたアナログな手続には時間もかかりますから、相手方に資料が到着し、そこから審査が始まって、その結果を待って面談へと、いちいち時間が取られ過ぎていたのです。
オンライン完結型ならこのような不毛な手続に時間を取られることなく、迅速な資金調達が可能です。
④コストかからない
従来型の場合、紙の資料の用意に郵送代やインク代、紙代など地味な費用がかかります。
面談で相手方のオフィスに出向く場合は移動費もかかるでしょう。
部下に面談に向かわせる場合は出張旅費の支払いも必要です。
オンライン完結型ファクタリングはそのような無駄な経費が一切かかりません。
⑤手数料が安い
利用者側で不要なコストがかからない一方で、ファクタリング業者側でもコストを下げられるのがオンライン完結型の良いところです。
様々な経費を削減できるのに加えて、作業が必要最小限で済むため人件費の圧縮にもつながります。
ファクタリング業者側のコスト削減につながることで、実は利用者が支払う手数料を抑えられるというメリットもあるのです。
無駄な動きを極力発生させないオンライン完結型のファクタリングは、利用者側、ファクタリング業者側双方にとってwin-winの関係を築けます。
⑥遠方でも利用できる
オンライン完結型のファクタリングでは全ての手続きが会社のPCの前で完結しますから、地理的要素にとらわれることなく、どこにいてもファクタリングの利用が可能です。
自社が地方にあっても山の中にあっても、ネットが使えればどこにいても簡単に資金調達ができます。
地方では少し都市部から離れると金融機関やファクタリング業者がいない地域もあるでしょう。
それでも、会社にPCがあればそれだけで資金調達できるので大変便利です。
例えば温泉旅館や解体事業を行う事業者など、山間部や郊外の土地で事業をされている方にとっても非常に有効な手段となります。
オンライン完結型ファクタリングの利用方法
ここではオンライン完結型ファクタリングの利用方法や利用手順を見ていきます。
①必要資料の用意
オンラインファクタリングでは以下のような資料をデータで用意します。
・取引先との契約書や見積書、請求書など
・代表者の身分証明書
・取引入金が確認できる預金通帳(WEB明細可)
・決算書や確定申告書
これらのデータは他の取引や手続きですでにPCの中にあることが多いので、その場合はそのままコピペで使用できます。
②申し込み・必要書類の提出
ファクタリング業者の公式サイトから申し込むことができます。
まずは相談だけということももちろん可能ですし、すぐに取引したい場合は申し込みと同時に必要資料の提出も行います。
これにより迅速な審査につなげられます。
③審査
ファクタリング業者側で取引可能額や手数料の算定などを行い、結果が提示されます。
④契約
取引を実施する場合はPC上で電子契約を締結します。
⑤入金
契約締結が確認されれば、ファクタリング業者が売掛債権の買取代金を支払います。
代金は利用者側で指示した口座に即座に振り込まれます。
オンライン取引はセキュリティを意識
オンライン完結型のファクタリングは大変便利で時間を取られずに迅速な資金調達が叶いますが、電子上で様々な情報をやり取りするので情報漏洩に関しては心配される方が多いです。
会社だけでなく代表者の個人情報も扱いますから、情報漏洩に関しては心配されるのは当然です。
ですからオンライン完結型のファクタリングを利用する場合は、そのファクタリング業者がシステム上で情報漏洩が起きないように特別な手段を講じているかどうかをぜひ確認してください。
弊社では万全なセキュリティ対策が施されたクラウド契約システムを採用していますから、情報が外部に漏れる心配はありません。
安心してご利用頂けますので、ぜひご検討ください。
まとめ
本章ではオンライン完結型ファクタリングの仕組みやメリット、利用方法などを詳しく見てきました。
全ての手続きが会社のPCの前で完結するオンライン完結型ファクタリングは、手間なく迅速に現金の用意ができます。
どこにいても資金調達ができますから、銀行などの金融機関が近くになくても全く問題ありません。
代表者の方が自室のPC操作だけで取引を終えられるので、手続きを頼むスタッフ人員に余裕がない、時間を割けないといったケースでも有効です。
弊社のオンラインファクタリングはセキュリティ対策が施されていますので安全にご利用頂けます。
資金需要が生じた際にぜひご検討頂ければ幸いです。